アスペルガー症候群に最も向いていない仕事【営業】・最も向いている仕事【販売】と推察


最近読んだツイートです。

こんな考察があるんだと思って驚きました!

実際、営業やってて感じたことがあるので

ちょっとした勇気とおこがましさで記事にしてみようと思います(笑)

 

 

営業は向かない!なぜなら“交渉”ができないから

営業と販売ってどう違うの?

というところは後程、書いていこうと思います。

 

まずは、“交渉とは?”というところです。

営業という仕事で必要とされる交渉は

  1. 自社が持っている商品の売り込み、アプローチ
  2. 会話による商品の説明、アフターフォローなど
  3. 相手に応じて対応を変化させる、情報を聞き出す

他にも仕事によって必要な技能はあるかと思われますが、大まかな条件としてはこの3つが挙げあれると感じます。 

 

そして、この3つの条件は自閉症が持つ「三つ組」の障害に直結してきます。

 

「三つ組」の障害とは?

 アスペルガー症候群自閉症から派生した障害です。

知的障害を伴わない発達障害のことを指します。

そこで出てくる3つの障害とは

  1.  社会性の障害
  2. コミュニケーションの障害
  3. 想像力の障害

 この障害が“交渉”に必要な技能の妨げになります。

上記の障害の詳しい内容については…今後気が向いたら書きますね(笑)

営業に必要な“交渉”はこの技能を駆使して行われるため、アスペルガー症候群には最も向いていない職業と言えるのではないかと思います。

 

主な弊害について

社会性の障害:自社が持っている商品の売り込み、アプローチ

 商品知識を身に着けることも必要ですが、営業の第1歩はこれです。

 直接訪問や電話、または紹介などの手段で顧客を獲得する。

 そのためには、挨拶や自分の売り込みなどが必要になってきます。

 

コミュニケーションの障害:会話による商品の説明、アフターフォロー

 相手の気持ちを察しながら、自分の気持ちを誤解されずに正しく伝える。

 相手が何を知り、何を期待しているのか察しながら的確に商品を紹介する。

 日常会話を交えながら必要な情報を聞き出す能力が必要です。

 これが一番厄介なのではないかと思います。

 

想像力の障害:相手に応じて対応を変化させる、情報を聞き出す

 相手がどのような立場、人間関係を持っているか想像し、有利に交渉を進める。

 取引先が潰れないか、今後の状況がどうなるか想像し、情報を聞き出す。

 今手元にある情報から、これからどうなるかを想像するのは至難の業です。

 

営業と販売ってどう違うの?

 営業も販売も売るという行為自体は変わりません。

では、どこが違うのか?

それは売るものが違うということです。

【営業】が【自分を売り込む】のに対して

【販売】は【商品を売り込む】仕事なのです。

 わかりやすく対比させてみましたが、ここが肝心です。

 

販売は向いてる!なぜなら“説明”が得意だから

販売の仕事について、営業と違うところを紹介します。

  1. お客様が来店、訪問してくる。(顧客に購入意思がある)
  2. 名刺、名前などを出さずに商品を売る
  3. 新規の顧客である

営業が会社や周りの人間関係を利用し、販路を開拓しなければならないのに対して

販売は商品を売ることに特化した仕事だと言えます。

また、顧客に購入意思があるので、交渉して買わせる気にする必要がありません。

継続して関係を続ける必要もないというところも大事です。

そして、好きな商品であるなら…アスペルガー症候群の能力を大いに発揮することができる職業であると思います。

 

最後に……

というわけで、ざっくりとではありますが考察させていただきました。

 個人的な小話ではありますが、書いておきます。

 私は学生時代に色々なアルバイトをやってきましたが、販売が楽しく感じたアスペでした。いかんせん、説明が上手らしいのですよ。パンフレットと実物を見ながら「ここがこう違うので、値段の違いはここにでてきます。お客様が使うならこちらのほうが便利ですよ!」とかですね。

 まぁでも、結局人と関わるのはあまり好きではないので疲れてしまいますけど。笑顔ができなかったり、それ相応の態度が作れないと販売もなかなか辛い仕事なのではないかな…とは思ったりしますけどね。

 ただ、好きな商品に囲まれて販売するというのはめちゃめちゃ楽しかったです。お客さんが来ないときにはパンフレットや説明を読みふけったり…商品で遊んだりね(笑)

 

長々と書きました。

読んでいただけたならありがたいです。

ブログは初めて書くので不慣れですが、ぼちぼち更新していこうと思います。